ハーレーのオイルフィルター交換【2007年XL1200R】

オイルフィルター設置車両

ハーレーのオイルフィルターの交換作業をご紹介します。今回の車両は2007年のXL1200R(スポーツスター ロードスター)です。

オイルフィルターはエンジンの中を巡るオイルの汚れを取り除くためのパーツです。 走行するほどに汚れが溜まっていくため、定期的な交換が必要です。オイル交換の際に一緒に行うことが多いです。

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オイルフィルターの位置を確認

オイルフィルター設置車両

ツインカム、スポーツスターモデルのオイルフィルターはフロントシリンダーの前側にあります。 位置を確認したらオイルフィルターの真下にオイル受け皿を置きます。

エンジンが冷えているとオイルが流れにくいので、オイル抜きをスムーズにするためにエンジンを暖機してオイルを温めてからおこなってください。 オイルフィルターの交換はオイル交換と合わせておこなうと効率的です。

フィルターレンチを使用してフィルターを外す

オイルフィルターを外す

フィルターレンチを使用してオイルフィルターを少し緩めます。ハーレーのオイルフィルターはかなり強く密着する構造になっているため外す際にはフィルターレンチが必要です。お使いのフィルターに合ったフィルターレンチを使用してください。

オイルを抜く

一気にオイルフィルターを外すとエンジンオイルが余計なところにまでこぼれて車体が汚れてしまいます。 あらかじめオイルフィルターの下側に紙や段ボールを敷くか、オイルキャッチャー・ドレインオイル・ファンネルを用意してから、オイルフィルターをゆっくり外して静かに流していきます。

新品のオイルフィルターの準備

新しいオイルフィルターの準備

オイルフィルターは新品を開封してすぐに車両に装着ということはしません。準備が必要です。
取り付け前に新品のオイルフィルターに新品のオイルを1/3程度入れます。次にオイルフィルターのOリングの部分にエンジンオイルを塗布します。 こうすることで、取り付けの際にOリングがよじれてしまうという自体を防ぎ、オイル漏れの原因になることを回避できます。

オイルフィルター設置

オイルフィルターを車両に取り付ける際には工具を使用せず、手できつく締めるだけにしましょう。フィルターレンチは外すときにしか使いません。工具を使用してしまうときつく締まりすぎてしまい、中のOリングがよじれてオイル漏れを引き起こす原因になる場合があります。手で締めるだけで十分に密着します。

以上でオイルフィルター交換作業は完了となります。いかがだったでしょうか。

手順自体は簡単で、正しい知識とフィルターレンチさえあればメンテナンス初心者でも簡単に交換することができるかと思います。今までショップに依頼していた方はこの機会に挑戦してみるのはいかがでしょうか。

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