今回はオイル交換したハーレー車両は2004年式のスポーツスター。今回も「エンジンオイル」・「チェーンケースオイル」の2種のオイル交換の流れをご紹介。
ご自身で愛車のオイル交換を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
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オイルを抜く
エンジンオイルは冷えていると流れにくいので、交換の前は暖気もしくは近所をしばらく走り、オイルを暖めておきましょう。 暖めることでオイルが柔らかくなり、古いオイルを抜きやすくなります。 また作業の際にはセンタージャッキなどで車体を垂直にすることでオイルをしっかりと抜くことができます。
エンジンオイル
車体の下側にドレンホースがあり、ホースバンドを使用して栓がしてありますので、ホースバンドを緩めて栓を外しオイルを抜きます。 このときオイルタンクのキャップを外しておくと、オイルが抜けやすくなります。
チェーンケースオイル
チェーンケース下側にあるドレンボルトを外してチェーンケースオイルを抜きます。
ドレンボルトの先は磁石になっていて、オイル内の鉄粉を吸着します。 今までのオイル交換時に比べて鉄粉の量が多すぎると感じたらなら、車両になにかしらのトラブルが起こっているかもしれません。 その場合は早めにショップへ相談することを推奨します。
ドレンボルトの掃除
ドレンボルトを掃除してOリングを交換します。ネジ山には新しいシールテープを巻きましょう。 Oリングはエンジンオイルの熱などによって変形してしまうので毎回交換してください。
ドレンホースの栓はパーツクリーナーなどで洗浄できます。きれいにしておきましょう。
オイルを入れる
エンジンオイル
ドレンホースの栓をしてホースバンドでオイルが漏れないように取り付けてから新しいエンジンオイルを入れます。エンジンオイルは基本的にボトルのままでも入れやすいでしょう。
レベルゲージはサイドスタンドを立てた状態で確認するように注意してください。
チェーンケースオイル
通常はダービーカバーを外してそこからオイルを入れるのが正しい方法ですが、フットペグのマウントを外したりと大変なので、インスペクションカバーを外してそこから入れることができます。入口が狭いですがフィルファンネルを使用すればスムーズに入れられます。
この入れ方だとオイルレベルが確認出来ませんが、スポーツスターモデルのチェーンケールオイル量は1quartになりますので1本入れて頂ければ大丈夫です。
まとめ
以上になります。今回はハーレー04年式のスポーツスターのオイルの交換に関して紹介させていただきました。
ハーレーのオイル交換は、年式・モデルによる違いは多少ありますが工具さえ揃えてしまえば、セルフメンテナンスの第一歩としてはじめやすい作業です。自分で出来るようになればショップに頼む時間と工賃を節約できるので、新しいパーツを買う資金にも出来ますよ。難しくないのでオススメです。
ご不明な点などあれば、お気軽に当店にご相談ください。
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