冬こそ気をつけたい、ハーレー乗りの強風&寒さ対策

冬のツーリングは空気が澄んで景色も気持ち良い...。しかし、冷たい風と強風は走行中のライダーにとって大敵となります。

雨対策ほど語られる機会は多くありませんが、冬は強風と寒さが同時に襲ってくる季節。その両方に備えて快適・安全な冬のライドを楽しみましょう。

●ハーレーの主な冬装備パーツはこちらから>>ハーレーパーツ|ウインドシールド

突風&寒さによるリスク

走行イメージ

横風にグッと車体を持っていかれそうになった経験、ありますよね?

著者の経験上、橋の上(しかも港の近く)の走行は本当に怖い....。

とくに冬は空気密度が高く、寒さのせいで全身に余計な力が入っている為、油断しているとバランスを崩しやすくなり、さらに冬用のグローブやインナーなどの着ぶくれで、いつもと違う肌感覚に操作ミスが起こりやすくなります。

そんな時は!「下半身でしっかりホールド」・「グリップは必要以上に力を入れず、確実に」・「速度を少し落として対応」など、教習所で習ったような基礎姿勢を改めて実践し、日ごろからハーレーとの一体感をつくることの感覚や慣れを作っておくことが大切です。

走行中の「寒さ+風」対策アイテム

冬は風に体温と体力を奪われるスピードが段違いです。

防寒対策として「着こむ」だけでは不十分。風を遮る装備をハーレー側にパーツを追加することで、冬の走行は劇的に快適になります。

ライダーを守る!身体の部位別、ハーレーの冬の風対策を代表する冬装備の定番パーツ3つがこちらです。

ウインドシールド

●正面:ウインドシールド / スクリーン

当たり前の話ですが、ハーレーを走らせるなかで最も風を受けるのは場所は正面から。無防備な上半身を守るのは、ウインドシールドです。風よけとしてはもちろんですが、細かい砂埃や小石、高速道路などでは虫アタックなどからも身を守ってくれます。着脱に便利なデタッチャブル式がオススメです。

●ハーレー各モデルのウインドシールド購入はこちらから>>ハーレーパーツ|ウインドシールド

ハンドガード

●手もと:ハンドガード

ハンドル操作は安全を前提にした操作が絶対条件です。手を守るためのハンドガードがあれば、手に受ける風を防ぐことができるので、手が冷たくなって動かしづらくなる心配を大きく改善できます。

バイク用のナックルガードは正面にシールドを構えるタイプのものが多く、そのサイズは大小あり、デザインや使用されている素材もさまざま。自分のスタイルに合ったスタイルを見出す楽しさもあるパーツです。

●ハーレー各モデルのハンドガード購入はこちらから>>ハーレーパーツ|ハンドルディフレクター

ロワーフェアリング

●足元:ロワーフェアリング

ツーリングモデルにお乗りであればロワーフェアリングで足回りを風から守ることが出来ます。他モデルではそういったパーツは余りみることはなく、エンジンガードを装着できるモデルの強みです。

走行中、冷たい風による疲労を軽減すると同時に、路面の水はねや飛び石からエンジンや足回りを守り、さらに車体のシルエットを引き締めることで高級感や重厚感を出せるカスタムパーツです。

●ハーレーのロワーフェアリング購入はこちらから>>ハーレーパーツ|ロワーフェアリング

冬の風から守る

屋外の保管は注意

冬の風は保管時にも注意が必要です。屋内保管が理想ですが、外に停める場合、カバーが風でバタつくと車体に傷がついたり、最悪の場合、カバーに引っ張られ、バイクが転倒してしまうこともあります。

カバー内部に柔らかい布を入れてバタつきを抑えたり、カバーの上からロープやタイダウンベルトで何か建造物に縛り付けるなどしておくことで転倒を防ぐことも出来ます。

乗らない時でも事前に二重三重の対策をすることで、冬の強風から愛車を守ることが可能になるのです。

危険を感じたら走らない勇気も大切

冬は天候変化が急で、山などの地域によっては突風が発生しやすくなります。風が強すぎると感じた日や、天気予報に注意報が出ているときは、ツーリングを控える判断が最も安全です。

ハーレーに限らずバイクという乗り物は、ライダーがバランスを崩した瞬間に車体も一緒に倒れてしまう乗り物。「これくらいなら行けるだろう」と思ったときこそ、無理をせず安全を優先してください。

冬は冬のハーレーの楽しみ方を

冬は風が強く、またその冷たさから必要以上に体温と体力を奪われやすいため、ハーレーでの冬のツーリングでは強風対策防寒が欠かせません。

そこで日頃から車体のホールド感や操作に慣れておくことで、横風に煽られてもバランスを崩しにくくなり、安心して走行できます。

外での保管時にはカバーの固定や転倒防止を徹底し、寒さの元凶ともいえる風よけ装備を活用することで、寒さ対策と強風対策を同時に行えます。

「冬は寒いから乗らない」という選択もありますが、適切な装備と知識を備えれば、冬のツーリングは「さみー」「指がちぎれる―」「エンジンあったけぇ・・・」など、寒い時期だけの仲間同士の楽しい時間に変わります。

もちろん雪が降ったり、道路に凍結などの危険がある場合は絶対に走る事はせず、家にこもって次のカスタムの構想を練るなどの時間にあててください。

安全に、そして暖かく、冬もハーレーでのツーリングを思い切り楽しみましょう。

●ハーレーの主な冬装備パーツはこちらから>>ハーレーパーツ|ウインドシールド

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