ハーレーにサドルバッグを付けるか、付けないか。この二択は、ハーレーオーナーの間でも意見が分かれるポイントです。ただ、個人的には街乗りメインであっても、サドルバッグは一度使うと手放せない便利なカスタムパーツだと感じています。グローブやレインウェア、ちょっとした工具など、積めるだけでライディングの自由度は一気に上がります。
一昔前までは、大型レザー仕様でバガースタイル寄りに仕上げるのが主流でしたが、最近はナイロン素材のスタイリッシュなサドルバッグも人気です。クラブスタイルやストリート寄りのカスタムにも相性がよく、ソフテイルやスポーツスター、FXLRS ローライダーSとの組み合わせでも違和感なく溶け込みます。
中でも注目されているのが、THRASHIN SUPPLY(スラッシンサプライ)製のサドルバッグ。その中でも今回ご紹介する「エッセンシャル サドルバッグ」は、街乗りにちょうどいいサイズ感とデザイン性の高さから、通販でも非常に売れ筋となっている人気パーツです。
とはいえ、普段サドルバッグを使わない方にとっては「取り付けって難しそう…」という不安があるのも事実。そこで今回は、2021年式 FXLRS ローライダーSをモデルに、誰でもできるエッセンシャル サドルバッグの取り付け方法を分かりやすくご紹介します。
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作業前の準備|安全第一でカスタムを楽しむ
ハーレーのカスタム作業では、どんなに簡単なパーツ交換でも事前準備がとても重要です。特にサドルバッグ取り付けはフェンダー周りに触れるため、転倒やキズ防止の対策はしっかり行いましょう。
・車体をジャッキアップしてしっかり固定
・バッテリーのマイナス端子、もしくはメインヒューズを外す
・フューエルタンクやフェンダー保護のため、サービスカバーを装着
このひと手間が、愛車を余計なトラブルから守ってくれます。純正パーツでも社外パーツでも、基本は同じです。
ブラケットの取り付け|難しそうで実はシンプル

まずはサドルバッグを固定するためのブラケットを取り付けていきます。必要な工具はボルトを外すためのレンチ1本のみ。DIYカスタムが初めての方でも十分対応できる作業内容です。
フェンダーレールは左右同時に外すのではなく、必ず片側ずつ行います。今回は右側から作業を開始します。フェンダーを固定しているボルトは2本ありますので、この2本をレンチで緩めて取り外します。


ボルトを外すと、フェンダー内側にあるナットプレートも一緒に外れますので、こちらは一旦取り出しておきましょう。
ボルトを外すと、フェンダー内側にあるナットプレートも一緒に外れますので、こちらは一旦取り出しておきましょう。ここからが少しコツの要るポイントです。フェンダーレールとフェンダーの間に、付属のブラケットを差し込み、先ほどのボルト穴2カ所に合わせていきます。その状態で、内側からナットプレートを差し込み、ボルトを元通りに戻して固定します。

このとき、フェンダー・ブラケット・フェンダーレールの穴位置がズレているとナットプレートがうまく入らないため、位置を微調整しながら慎重に合わせるのがコツです。右側が終わったら、同様の手順で左側も取り付けます。
サドルバッグ本体の取り付け|ここからは一気に完成へ

ブラケットの装着が完了したら、いよいよサドルバッグ本体の取り付けです。まずはシート固定用のボルトを外し、シートを取り外します。
その状態で、サドルバッグをブラケットの位置に合わせてリアフェンダー上へ置いていきます。
左右のバッグはベルクロで幅調整ができるため、車体の幅に合わせて微調整しながらベストポジションを探します。


その後、バッグ下部にある2本のベルトを、先ほど取り付けた片側2カ所のブラケット部分に通して固定します。
最後にシートを元に戻し、左右のバランスを確認してベルトをしっかり締め込めば完成です。FXLRSはもちろん、ソフテイル系全般にも自然にフィットします。

取り付け後の印象|軽量・高剛性・今風デザイン
実際に装着してみると、エッセンシャル サドルバッグは今風のシャープなデザインが際立ちます。レザーほど硬くないのに型崩れしにくく、軽量なのも大きな魅力です。クラシック寄りのチョッパーを除けば、ほとんどのハーレーカスタムに自然にマッチします。
付け外しも非常に簡単なので、「今日は街乗りだけだから外そう」「ツーリングだから付けて行こう」といった使い分けもストレスなく行えます。重たい革バッグと違い、持ち運びも楽なので出先でも扱いやすいのが嬉しいポイントです。
もっと積みたい方にはエスケープ サドルバッグがおすすめ
今回ご紹介したエッセンシャル サドルバッグとほぼ同じデザインで、もう少し容量が大きいモデル「エスケープ サドルバッグ」もラインナップされています。「どうせなら多めに積みたい」「ツーリング頻度が高い」という方には、こちらの方が使い勝手はさらに良くなります。
取り付け方法はエッセンシャルと全く同じなので、今回の手順はそのまま流用可能です。サイズ感としては、おおよそ1.5倍程度の収納力があり、レインウェア+工具+予備グローブ程度なら余裕で収まります。こちらも通販では安定した人気を誇る定番パーツです。
収納容量18リットルで、ロングツーリングでも安心な収納力を誇るサドルバッグ。バック内側はワンピース構造のL型ハードプラスチック構造を採用し耐荷重性能が向上されています。1680Dデニールバリスティックナイロンを使用して形状を保持するために軽く構造化されております。
サドルバッグは“迷ったら付けて正解”なハーレーカスタム
サドルバッグは、見た目だけでなく実用性も大きく変えてくれるハーレーカスタムパーツです。純正スタイルを崩さずに利便性を高めたい方にも、クラブスタイル寄りに仕上げたい方にも、スラッシンサプライのサドルバッグは非常に相性が良い選択肢と言えるでしょう。
DIYでも十分取り付け可能な簡単構造で、FXLRS ローライダーSをはじめ、ソフテイル系モデルにも幅広く対応。初めてのラゲッジ系カスタムとしてもおすすめです。
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