ハーレーのメンテナンスで、意外と忘れがちなのがエアフィルターの点検・交換です。
エアフィルターは、エンジンへ取り込む空気からホコリや異物を取り除く重要なパーツ。長期間使用して汚れが蓄積すると、空気の流れが悪くなり、エンジンの性能や燃費に影響する場合があります。
人に例えるなら、エアクリーナーやエアフィルターは「鼻」のような役割です。鼻が詰まってしまうと呼吸がしづらくなるのと同じように、エアフィルターが汚れて目詰まりすると、エンジンも十分な空気を取り込みにくくなります。
愛車を快適な状態で乗り続けるためにも、エアフィルターの定期的な点検・交換は大切なメンテナンスのひとつです。
今回は、2008年式FLHR(ロードキング)を使用して、エアフィルターの交換方法をご紹介します。
そ使用するのは、純正エアフィルターの交換用として使用できるOEMリプレイスメントフィルターです。
エアクリーナーカバーを取り外す

まずはエアクリーナーのカバーを取り外します。
作業を始める際は、安全のためエンジンが十分に冷えていることを確認してください。
カバーはヘックスレンチを使用して固定ボルトを外すことで取り外せます。
ここで注意したいのが、エアクリーナーカバーの大きさです。
カバーは意外と掴みにくいため、ボルトをすべて緩めてから取り外そうとすると、手から滑って落としてしまうことがあります。
ボルトをある程度緩めたら、片手でカバーを支えながら最後のボルトを外すようにすると安心です。
クローム仕上げなどのカバーは、落として傷を付けてしまうと残念なので、慎重に作業しましょう。
エアフィルターを取り外す

エアクリーナーカバーを取り外すと、中に大きなエアフィルターが見えます。
エアフィルターは、中央にあるブラケットを挟み、3本のボルトで固定されています。
ここで注意したいのが、使用する工具です。
外側のエアクリーナーカバーにはヘックス形状のボルトが使用されていますが、エアフィルターを固定しているボルトにはトルクスが使用されています。
そのため、作業前にヘックスレンチとトルクスレンチの両方を準備しておきましょう。
トルクスは、一般的なプラスネジなどと比較して工具とのかみ合わせが良く、ネジ頭を傷めにくいのが特徴です。
ハーレーでは車種や年式によって使用されているボルトの種類が異なるため、メンテナンスを行う際は、あらかじめ必要な工具を確認しておくとスムーズです。
3本のボルトを取り外したら、古いエアフィルターを取り外します。
バックプレートを清掃する

エアフィルターを取り外したら、フィルターが取り付けられていたバックプレートも確認しておきましょう。
今回の車両では、ブリーザーオイルによる汚れが付着していました。
新しいエアフィルターを取り付ける前に、ウエスなどを使用して汚れを拭き取り、きれいな状態にしておくことをおすすめします。
フィルター交換のタイミングは、普段なかなか見ることのない部分を確認できる良い機会でもあります。
エアフィルターのビフォー・アフター
こちらが今回取り外した古いエアフィルターと新品の比較です。
左側が新品、右側がこれまで使用していたエアフィルターです。
並べてみると、汚れ具合の違いがよく分かります。
エアフィルターは走行するほど徐々に汚れていくため、普段は汚れに気付きにくいパーツです。
一般的なメンテナンスの目安として、一定の走行距離ごとに点検・清掃を行い、汚れや劣化の状態に応じて交換します。
ただし、交換時期は使用環境や走行条件、フィルターの種類によっても異なります。特にホコリの多い環境や長距離走行が多い場合などは、早めの点検がおすすめです。
今回使用している純正タイプのエアクリーナーには、乾式ペーパータイプのエアフィルターが採用されています。
点検時に油汚れなどが付着している場合は、無理に清掃して再使用するのではなく、フィルターの状態を確認したうえで交換を検討しましょう。
新しいエアフィルターを取り付ける

新しいエアフィルターを取り付けます。
ここで作業をスムーズに進めるポイントがあります。
エアフィルターを直接エアクリーナー本体に当てながら、同時にブラケットとボルトを取り付けようとすると、フィルターがぐらついて作業しにくくなります。
そのため、あらかじめブラケットとエアフィルターをボルトで仮組みしておくと取り付けやすくなります。
ボルトがフィルターを貫通する程度まで組んでおき、その状態でエアクリーナー本体へ取り付けていきましょう。
3本のボルトを締める際は、1本だけを一気に締め込むのではなく、3箇所を少しずつ均等に締めていくのがポイントです。
締め付けについては、車両のサービスマニュアルなどで指定されているトルク値を確認して作業してください。
エアクリーナーカバーを戻して作業完了

新しいエアフィルターの取り付けが完了したら、最後にエアクリーナーカバーを元に戻します。
取り外しと同じヘックスレンチを使用して、カバーをしっかり固定すれば作業完了です。
エアフィルターの交換作業は、工具を準備しておけば比較的短時間で行えるメンテナンスです。
実際に自分で消耗品を交換してみると、愛車の状態を確認するきっかけにもなります。普段あまりフィルターを確認していない方は、一度エアクリーナーを開けて状態をチェックしてみてはいかがでしょうか。
エアフィルターは定期的な点検・交換を
エアフィルターは、エンジンが取り込む空気をきれいにする重要なパーツです。
汚れた状態のまま長期間使用すると、空気の流れに影響する可能性があります。
エアフィルターに限らず、ハーレーのメンテナンスでは走行距離をひとつの目安として点検時期を管理すると分かりやすくなります。
オイル交換などの整備と合わせてエアフィルターの状態も確認しておけば、汚れや劣化を早めに発見できます。
今回のようなフィルター交換は、ハーレーの基本的なメンテナンスのひとつです。
「最近エアフィルターを交換していない」という方は、この機会に愛車のフィルターをチェックしてみてはいかがでしょうか。
- 1011-4226
-
9,410
0納期不確定
- 適合
- 2018~24年ソフテイルモデルに適合(但しFLFBS、FLHCS、FXBBS、FXBRS、FXDRS、FXFBS、FXLRS/Tは除く)
- OEM
- 29400248
- 1011-4227
-
14,259
0取り寄せ
- 適合
- 2018~24年FLFBS、FLHCS、FXBBS、FXBRS、FXFBS、FXLRS、2017~25年ツーリングモデルで標準装備オーバルシェイプエアクリーナー装着車に適合
- OEM
- 29400267
- 1011-3940
-
8,280
0納期不確定
- 適合
- 2017~25年ツーリング、トライクモデルで標準装備ウェッジエアクリーナー装着車に適合
- OEM
- 29400212
- 1011-2956
-
9,190
12以上は取り寄せ
- 適合
- 1999~06年キャブレター仕様ツインカムモデル、2001~15年EFI仕様ソフテイルモデル、2002~07年EFI仕様ツーリングモデル、ダイナモデルに適合(但し、FLS、FLSTNSE、FXS、FLSTSBは除く)
- OEM
- 29400042
- 1011-3178
-
8,148
0取り寄せ
- 適合
- 2016~17年ソフテイルモデル、2014~16年ツーリング、トライクモデルに適合(但しFLSS、FLSTFBSは除く)
- OEM
- 29400045
- 1011-2957
-
9,630
12以上は取り寄せ
- 適合
- 2008~13年ツーリングモデルに適合
- OEM
- 29633-08
- 1011-2958
-
9,190
12以上は取り寄せ
- 適合
- 2008~17年ダイナモデルでティアドロップエアクリーナー装着車に適合
- OEM
- 29191-08
- 1011-3179
-
8,060
0納期不確定
- 適合
- 2012~17年FLS、2011~13年FXS、2008~11年FLSTSB、2013~17年FXDBに適合 (並行輸入モデル用、国内仕様のバイクには装着不可)
- OEM
- 29314-08
- 1011-2960
-
9,190
12以上は取り寄せ
- 適合
- 1990~99年ビッグツインモデル適合
- OEM
- 29330-96
- 1011-3177
-
10,320
0納期不確定
- 適合
- 2014~22年XLモデル、2012~16年XL1200Vに適合
- OEM
- 29400015
- 1011-2959
-
9,190
12以上は取り寄せ
- 適合
- 2004~13年スポーツスターモデルに適合 (XL1200Vは除く)
- OEM
- 29331-04
- 1011-2961
-
9,410
0納期不確定
- 適合
- 1988~03年スポーツスターモデルに適合
- OEM
- 29331-96
- 1011-4222
-
11,640
0取り寄せ
- 適合
- 2002~17年V-RODモデルに適合
- OEM
- 29437-01
- 1011-4771
-
9,293
0取り寄せ
- 適合
- 2021年以降レボリューションMAXモデルに適合
- OEM
- 29400390
