ハーレー乗りの多くが一度は悩む“エアクリーナーに垂れるオイル問題”。
高速道路を長時間走ったあと、あるいは真夏の外気温が高い状況では、エアーフィルターにブリーザーオイルが付着し、垂れてしまうケースがよくあります。
エンジン周りがベタつく、車体が汚れる、見た目が悪くなる――。
せっかくハーレーカスタムを楽しんでいるのに、こうしたトラブルは避けたいですよね。
この原因は、エンジン内部のクランクケース圧力が過剰に高まることにあります。
圧力が上がるほど、ブローバイガスに余分なエンジンオイルが巻き上げられ、そのままエアクリーナーに戻ってきてしまうのです。
そんな悩みをシンプルに解決してくれるハーレーパーツが、
FEULING(フューリング)製「VENTEDオイルディップスティック」です。
●ハーレーのエアクリ周辺のパーツの購入はこちらから>>ハーレーパーツ|吸気周り
VENTEDオイルディップスティックで改善できる理由
エアクリーナーの汚れを招く“ブローバイガス”とは、燃焼済みの廃棄ガスや未燃焼ガスがピストンリングの隙間を抜け、クランクケース内に漏れたもののこと。
このブローバイガスは気化したオイルと混ざり、再燃焼のためエアクリーナーへ戻る仕組みですが、クランクケース内の圧力が高すぎると、通常より多くのオイルを巻き込んでしまうのが問題点です。
FEULING VENTEDオイルディップスティックは...
・オイルセパレーターシステム
・穴あきディスク
・交換式フィルターエレメント
・アンブレラフラッパーバルブ
これらが連携し、クランクケース内の不要な圧力だけを適切に排気。
結果として、「ブリーザーオイルの吹き返しが減少」、「エアクリーナーの汚れが軽減」、「エンジン回転がスムーズに」、「パワーロスの抑制」、「燃費向上」などの改善がメーカーのテストでも確認されています
取り付け時に選べる「2つの排気スタイル」
ハーレーカスタムとしても嬉しいのが、用途に合わせて選べる2WAYスタイル。
①キャップに小型フィルターを直付け
スッキリした見た目が魅力。ただし、ブローバイ量が多いエンジンではミストが噴き出す可能性があります。
②ゴムホース経由で付属フィルターへ排気(推奨)
ホースで一度受けるため、オイルミストの放出リスクが低く、通気性も良好。オイル確認時にはホースを外す必要がありますが、クイックディスコネクト仕様でワンタッチ脱着が可能です。
オイルレベルの確認方法
●FHS(フルホットスタンド)...ジフィースタンドに立てた状態で計測。
●FHU(フルホットアップライト)...ジャッキ等で車体を直立させて計測。
ディップスティックにはそれぞれ専用のメモリがあるため、状況に合わせて正確に読み取れます。
FEULING推奨:正しいオイル量の調整手順
ハーレーのエンジンオイル管理は、カスタム同様にとても重要です。FEULINGでは、以下の手順で“適正オイル量”に調整することを推奨しています。
1.エンジンが冷えた状態でオイル量をチェック
2.エンジンが十分温まるまで走行
3.直立した状態でエンジン停止(正確な読み取りのため)
4.キックスタンドに立てて再度計測
5.必要に応じてオイルを増減
※高温時のオイルレベルは『90〜99%』になるよう調整するのが理想です。
エアクリーナー汚れに悩むハーレー乗りへ
VENTEDオイルディップスティックは、「エアクリにオイルが垂れる」、「エンジン周りがベタつく」、「ブローバイが多くて困る」。そんな悩みを抱えるハーレーオーナーにとって、取り付け効果が分かりやすい実用パーツです
ハーレーカスタムを楽しみながら、エンジンの健康も守れる“機能系カスタムパーツ”として非常におすすめ。エアーフィルターの汚れを抑えたい方は、ぜひチェックしてみてください。
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