春、真っ盛りですね。
	ツーリングに飛び出すには持って来いの陽気です。
	通年ライドされている方は気にならないかもしれませんが、
	昨年の冬前から被らなくなったヘルメットなどの保存状態はいかがでしょうか?
	お出かけ前に点検などしてみてくださいね。
ところで、みなさんはDOT規格ってご存じですか?
	バイカーライフが長い方はよくご存じかもしれません。
	実際、DOT規格のヘルメットをお持ちでしょうか?
今回は、DOT規格のハーフヘルメットとそうでないハーフヘルメットを比較してみたいと思います。
	比較する製品はデザイン性の高いハーフヘルメットの代表格ともいえるイージーライダースのダックテール2
	(装飾用ヘルメットです。公道での使用は出来ません。)と
	DOT規格をクリアしているデザイン性で定評があるSKID LIDのハーフヘルメットORIGINAL HELMET Flat Blackです。
そもそもDOT規格って何?
アメリカの規格でDepartment of Transportation(アメリカ合衆国運輸省)が
		認定した規格です。
		Departmentの「D」、ofの「O」、Transportationの「T」を取って
		DOT規格(ドット規格)と呼ばれています。
		日本がJIS規格ならアメリカはDOT規格という立ち位置です。
		テスト内容はECE(ヨーロッパで広く使われている安全規格。他の規格に比べ試験範囲の基準が厳しい。)と少し似ておりテストクリアは中々難関。
		衝撃を吸収して頭蓋を守ることに重きを置いたテスト内容になっています。
今回使用するSKID LIDのハーフヘルメットORIGINAL HELMET Flat Blackの後ろ側にもDOT規格のシールが添付されています。
厚さの比較
並べてみると一目瞭然ですね。
	上記写真の向かって左側が ORIGINAL HELMET Flat Blackで左側がダックテール2です。
	厚さがかなり違うのが見て取れます。
	実際に計ってみました。
	まずはダックテール2(写真向かって左側)から計ってみます。
	厚さは1.6cm(中敷き込み)でした。
次はDOT規格のORIGINAL HELMET Flat Black(写真向かって右側)です。
	厚さは3.3cm(中敷き込み)です。
	ダックテール2と比較すると倍以上厚さが違うことが分かりました。
	
	
	
	
	
	
	
	
重さの比較
ダックテール2(フリーサイズ):約200g
ORIGINAL HELMET Flat Black(Lサイズ):約500g
厚さが違う分、重さもやはり変わってきます。
被り心地
上記写真左側がダックテール2です。見た目もフィットしていますね。
	スタイリッシュで軽いのが特徴です。
	被り心地も違和感がなくスッキリ被れる、気持ちよく被れるという感じです。
	イージーライダースは日本のメーカーなので日本人の頭に馴染みやすい形状になっているように思われます。
一方、写真右側のORIGINAL HELMET Flat Blackは頭のホールド部分をしっかり固定されているような感じです。
	実際、被ってみると人によっては少し違和感を感じるかもしれません。
	これはSKID LIDがアメリカのメーカーでアメリカの基準DOT規格で作られていることに起因すると思われます。
	ヘルメット内側のウレタン状の緩衝素材が分厚く、また少しヘルメット自体が正円に近いというよりは長細い楕円形に
	近いからと思われます。
	アメリカ人は長頭形(横幅が狭く後頭部が出ている)の頭の形が多く、日本人は短頭形(横幅が広く正円寄りの形)が多い為です。
	側頭部に張りがある方は推奨サイズを購入頂いても小さく感じたり浮いているように感じてしまうかもしれません。
	ですので、一回り大きめサイズがおすすめです。
最終的に・・
どちらもデザイン性を重視した素敵なヘルメットでした。
	大きな違いはDOT基準であるかどうか、ということです。
	この基準で重さや厚さがだいぶ変わってきますね。
ヘルメットを選ぶ一つの指針にされてはいかがでしょうか?
春爛漫♪新しいヘルメットでおでかけしましょう。
分からないことなどがございましたら、お気兼ねなくご連絡ください。お待ちしております。
今回ご紹介の関連商品はこちらから
2000年に設立されたヘルメットブランド
			飽きのこないソリッドカラーに加え、ユニークなグラフィックが施されたデザインを多くリリースしています。
			ライダー好みのデザインが豊富です。














