ハンドルのグリップ選ぶ

ハンドルのグリップ選ぶ

路面凍結の危険があるため、長くハーレーに乗れない時期が続きますが、こういうときはカスタムの方向性を考えることで、気を紛らわせるのはいかがでしょうか。
今回は手軽に見えて実は奥が深い・・・かもしれないグリップに着目してみます。

ハーレーに跨ること グリップを握ること

ハーレーに跨ること グリップを握ること

道路で走ることは出来なくても、ハーレーに跨るだけならいつでも出来ますし、グリップを握るだけなら問題ありません。グリップを握った感触も楽しめるなら、それはよほど相性の良いグリップなのでしょう。
長時間のツーリングを行うと、自分に合っているかいないかはよくわかります。腰が痛くなりやすいならシートなどを、握り込む指が疲れるのであればグリップやグローブを変えるといったように、自分にピッタリのハーレーにカスタムすることを楽しみにしている人もいるでしょう。

適合はしっかりチェック

握るだけだし、そんなに難しく考えなくて良いんじゃないかと思っていた時期もありました。しかし安易に購入して取り付けられなかった。なんてことの無いようにきちんと適合を確認しましょう。

最も重要なのは機械式か電気式かという点。ケーブルワイヤー式か電子スロットル式かという点です。「あれ、自分のハーレーはどっちだろう?」と悩んだ方は、見分け方を掲載していますので、そちらもご一読下さい。

手の大きさや癖も検討材料

基本的にハーレーというのはアメリカ産ということで、日本人向けの体型に合わせて作られていません。ですので、体型の違いからくる違和感はどうしても残ります。グリップで言えば手の大きさがそれに当たります。握るという行為は案外に繊細で、太すぎても細すぎても力を加えにくかったりします。握力測定でも手の大きさに合わせて幅を調節していたような気もします。

スポーツ選手にしても、自分専用の野球のバットやテニスのラケットなど、自分にあったものを揃えるのもプロの仕事のひとつです。スポーツの世界では、握り手や重心のバランスなど、色々な要素を見る必要がありますが、ハーレーに置いては考えるのは適合と握り手、そして最も重要なのが見た目の好みといってもいいでしょう。

個性的なグリップたち

個性的なグリップたち

グリップには本当にたくさんの種類があり、それらを一覧にすると膨大な数になってしまうため、アンバーピースでは、現時点に置いて素材で分類してまとめて掲載しています。

アルミニウムなどの金属製の素材を利用したメタルグリップラバーグリップ。そしてその2つを組み合わせたコンビネーショングリップ

素材に分類してもなお、余りある種類がありますので、気になるものをいくつかピックアップして、絞り込んでいくのが良いでしょう。

アクセサリーにも注目

アクセサリーにも注目

グリップを交換しても、まだひと味足りないな…と思ったら、アクセサリーにも目を向けてみましょう。見た目の変化を狙うのであれば、フリンジを取り付ければ雰囲気が出ます。

また、便利なアイテムもいくつかあります。以前紹介したスロットルボスで疲労の軽減を狙ったり、ハンドルの内部に入れることでグリップをヒーターで温めるグリップウォーマーもあります。人気カスタムパーツメーカーのkuryakyn(クリアキン)では、グリップに合わせてグリップエンドも選べるようにするなど、カスタムする楽しみに幅をもたせてくれています。

カスタムの敷居

カスタムの敷居

「交換くらいなら自分でもできるかな」と思って安易に始めてしまうと手痛い失敗をしてしまうかもしれません。グリップは簡単に抜けてしまわないように取り付けられているため取り外すのにも一苦労があります。分かりやすい例でいえば、ラバー製のグリップがハンドルと固着してしまっていたり、そもそもボンドでくっついていたり、スロットル部分にもやや面倒があったりします。
慌てずにやれば問題ない範囲ではあるとは思うのですが、カスタムの敷居としては外して取り付けるだけではないため、簡単にできるとは安易に言えないため、不安のある方はカスタムショップでの取り付け依頼をしたほうが良いでしょう。


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