Brembo(ブレンボ)|ハーレーカスタムメーカーのご紹介

ブレンボのロゴ

イタリア発祥のBrembo(ブレンボ)はハーレーのような力強いバイクにも最適、かつ高性能パーツを提供する世界屈指のブレーキメーカー。イタリア国内、そして世界におけるトップ企業として、「ブレーキ」の代名詞として世界中で認知されるほどのブランド力を獲得。創業から60年たち、今まで以上にハーレーをはじめとするライダーたちとの関連性が揺るぎないものになっています。



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1.Bremboの歴史と信頼性

キャリパー並び

Bremboは1961年、イタリア・ベルガモ郊外パラディーナでエミリオ・ボンバッセイとイタロ・ブレダにより創業されました。「Brembo」という社名は両創業者の名前から由来しています。

1964年、当時英国から輸入されていたディスクブレーキの輸送事故を機に、Brembo社自らディスクを再製造したことがブレーキ市場への大きな一歩となりました。

その後もBremboは自動車のみならず、1972年にはMoto Guzzi向けに初の完全なモーターサイクル用ブレーキシステムを供給し、オートバイ業界への進出を果たしました。

2.技術革新とレーシング由来のノウハウ

レースとブロンボ

Bremboは、アルミ製ブレーキキャリパーの先駆者であり、軽量かつ剛性に優れた構造を世に提供。1980年代には代名詞的パーツである『monobloc(ソリッドから切削したモノブロックキャリパー)』が登場。『アクシアル(ラジアル構造のマスターシリンダー)』などを相次いで開発し、レーシングテクノロジーを市販製品に落とし込んでいます。

ラジアルマスターシリンダーは1985年に特許登録され、最初はGP500のレーサーEddie Lawsonのマシンに装着。2002年にはAprilia RSV1000で市販車に初採用された歴史を持ちます。

3. デザイン・美観も重視した“カスタムパーツとしての魅力”

Bremboの製品は性能のみならず、デザイン性も大きな魅力です。1980年代にはカラフルなキャリパーがブランドのアイデンティティになり、現在でもカスタムバイクの外観に映えるスタイリッシュなパーツとして重宝されています。

  

また、Bremboはハーレーの「カスタム文化」とも非常に親密性が高く、赤いロゴが入ったキャリパーまたはキャリパー自体が赤という視覚的に大きなインパクトはクロームパーツやブラックアウトされたハーレーのエンジンと組み合わせることで、存在感を一層引き立てます。純正採用されるだけでなく、アフターマーケットパーツとしても人気の理由が機能だけでなく、そういった“見た目”の美しさも兼ね備えているからなのです。

ハーレーに提供されている赤キャリパー

4.ハーレーとの関係性

クロームメッキキャリパー

Bremboはハーレーのフラッグシップモデル向けに、ラジアルモノブロック4ピストンキャリパーと、それに合わせた高性能ラジアルマスターシリンダーを提供しています。これはMotoGPマシンと同等の思想で設計されており、従来の2ピースキャリパーに比べて剛性が高く、制動力とフィーリングが格段に向上します。さらにBremboが誇るラジアルマスターシリンダーと組み合わせることで、握り込んだ瞬間からリニアに効き始める「コントロール性能」を発揮し、重量級のハーレーでも安心して減速・停止が可能になります。

ハーレーにおいて、こうしたBremboのパーツはカスタム性も高く、見た目・制動力ともに大幅な向上が期待できるため、日本を含め、世界中のハーレーカスタムファンから評価を得ています。

5.モーターサイクル全カテゴリーへの対応力

Bremboはハーレーだけでなく、以下のような様々なブランドにブレーキパーツを供給しています

・Ducati、Aprilia、MV Agusta、KTM、Triumph、BMW Motorrad、Indianなどのスポーツ・カスタムバイク

・カスタムバイクでも使用されるシグネチャーであるM50キャリパーやStylemaキャリパー、ロード用のPRIME/UPGRADEラインなど

また、大排気量クルーザー向けの冷却性能・制動性能にも対応できる技術力も誇っています。

ドゥカティとモレンボ

6.世界展開と企業の進化

オーリンズとブレンボ

1995年にはミラノ証券取引所に上場し、国際的に製造拠点や支社を展開。北米・メキシコなどでの生産施設拡張も進めています。

最近では、2024年10月にサスペンションの名門Öhlins(オーリンズ)を買収し、2025年初頭に統合を完了。これにより、ブレーキとサスペンションを一体的に提供できる総合鍵となるパーツメーカーとして、業界内のシェア拡大とさらなる技術進歩が期待されています。

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