ハーレーを愛するライダーにとって、「カスタム」は趣味を超えた表現の一部。
さらに数ある中からパーツを選び、自分だけの一台に仕上げるのは他には例えようのない幸福感があります。
その中でも手軽で印象を大きく変えるカスタムパーツの一つが「ミラー」です。
しかし、日本でハーレーを公道で走らせるためには車検に適合していることが絶対条件。ミラーもその例外ではありません。
今回は、ハーレーのカスタムミラーにおける日本の車検基準について解説するとともに、当店で取り扱っている車検対応ミラーもご紹介します。
●車検適合も多数!ハーレーのミラー系購入はこちらから>>ハーレーパーツ|ミラー用品
1. 日本の車検におけるミラーの基準とは?
日本の車検制度では、道路を走る車両の安全性や環境性能を確保するために保安基準を設けています。
簡単に言えば、すべての道路利用者の安全と安心のためのルール。これを守ることで、安心して走れるバイク・車社会が成り立っています。
ミラー(後写鏡)について道路運送車両の保安基準 第44条により、以下のような条件が定められています。
【主な車検適合要件】
●円形ミラーのサイズは直径94~150mm以内であること
●円形以外のミラーは面積が69㎠以上で直径78mmの円が収まること
●円形以外のミラーは200mm×120mm(120mm×200mm)未満であること
●ミラーが左右にある
●ハンドルの中心からそれぞれが280mm離れていること
●ミラーで左右の外側線上後方50mまでが見えること
※車両製造年月により内容が異なります
2. ハーレー乗りに人気の「カスタムミラー」との関係
ハーレーのカスタム文化においては、コンパクトなラウンドミラーや、ビレット仕上げのショートステムミラー、上下逆付け(アンダータイプ)のバーエンドミラーなどが人気です。
しかし、こうしたカスタムミラーの多くは見た目優先で作られており、車検非対応である場合が少なくありません。
実際に一部のミラーでは、後方視界が狭くなる、取り付け位置が低すぎる、サイズが小さすぎるなどの理由で、車検時に交換を求められるケースが発生しています。
そのため、「普段はカスタムミラーで走るけど、車検のときだけ純正に戻す」といった運用をしている方も多いでしょう。
ただ、それが手間だったり、毎回ボルトを外すのがメンドクサイという声も多数あります。
3. 当店取り扱い「車検対応ミラー 3選」見た目と実用性の両立を実現!
そこで今回、ハーレーのカスタムに馴染むデザイン性を持ちながらも、日本の車検に適合する基準を満たした「車検対応ミラー」3選をご紹介!
Harley Davidson スカル ティアドロップミラー ブラック
ハーレー社の代表的アイコン「Willie G Skullコレクション」で、あらゆる車両と完璧に調和するようされたミラーデザイン。今までになかったブラック仕上げで、シックかつ攻めたルックス存在感が抜群のミラー。
ティアドロップデザインにより後方視認性も向上し、安全性とカスタム性を両立した傑作!
ご購入はこちらから>>Harley Davidson スカル ティアドロップミラー ブラック
motogadge MO.VIEW STREET FLIP ミラー
ボディの金属に直接加工され、ボディとミラー面が一体になっています。フレームの無い設計により、ミラー本体を薄く軽量に作ることが可能になりました。
ミラー面にガラスを使用していないので、ミラー面が割れて粉々になったり落ちたりすることがありません。これ以上ないシンプルかつスタイリッシュなミラーとなります。
Eマーク付のミラーです。
ご購入はこちらから>>motogadget MO.VIEW STREET FLIP ミラー
KIJIMA ラウンドミラー 4インチ
オールドスクールでレトロな雰囲気を醸し出す定番の丸型ミラー、こちらは車検対応の4インチ(101mm)タイプ。左、右側どちらにも取り付けられる共通タイプで車両を選びません。比較的手に入れやすい価格帯も魅力的。
※1個販売となりますので、両側取り付け希望の場合は数量2個必要です。ご注意ください。
ご購入はこちらから>>KIJIMA ラウンドミラー 4インチ
※車検対応のミラーを選んだ場合でも以下の点に注意が必要となりますので、ご注意ください。
1.取り付け角度・視野の確認...ミラーはハンドル取り付け後、適切に調整し、運転中に後方が視認できることが必須。
2.ミラー面の凹凸や傷...ミラー面に十分な大きさがあり、凹凸やヒビ割れがあれば車検に通らないこともあるため、使用前に確認を。
3.車検場でのチェック...最終的には「後方視界が良好であるか」を検査官が判断。異常な反射や歪みなどがある場合、一部再調整や交換を求められることも。!
4. 車検対応ミラーを選ぶ際のポイント
車検対応を意識してミラーを選ぶ場合、以下のポイントを押さえておくと安心です。
・面積が十分にあるか(楕円でもOK)
・反射面が湾曲しすぎていない(歪みはNG)
・ステムの長さ・高さが十分にあるか(見えることが第一)
・左右対称に取り付けられているか
また、できれば「車検対応」や「Eマーク付き」などの明記があるミラーを選べば間違いないでしょう。
5.カスタムと安全を両立したミラー
近年では、ハーレー用のアフターマーケットパーツの中でも、見た目のスタイルを損なわずに交通ルールを意識したアイテムが増えてきています。車検対応ミラーもそのひとつ。
「車検が心配だけど、かっこいいカスタムがしたい」
そんなあなたにこそ、デザインも安全性も妥協しないパーツを選んでもらいたいと思います。
●車検適合も多数!ハーレーのミラー系購入はこちらから>>ハーレーパーツ|ミラー用品