ハーレーのカスタムやメンテナンスを日常的に行う方でも、「センタージャッキは必要ないのでは?」と感じている方は意外と多いかもしれません。特に、「重整備をしないから」「とりあえず純正パーツをポン付け程度のカンタン交換だから」…と後回しにされがちなツールです。
しかし実は、センタージャッキがあるだけで作業効率は大幅にアップし、カスタム時だけでなく日常の軽作業でも“仕上がりの確実性”がまったく違ってきます。通販で簡単に手に入る便利アイテムでありながら、プロのメカニックも愛用するほどの必須パーツです。
今回は、当店メカニックが実際に使用しているおすすめセンタージャッキの使い方と、ハーレー乗りにとってのメリットを詳しくご紹介します。
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ジャッキアップで作業効率と精度が驚くほどアップ
センタージャッキといえば、タイヤ交換やサスペンション交換など“重整備のための道具”というイメージが強いかもしれません。しかし、当店ではオイル交換やハンドル交換などの軽作業でも必ずジャッキアップしています。

理由はシンプル。多くのボルトやパーツは車体に対して平行または直角に取り付けられているため、バイクをまっすぐ“水平”にしておくと作業精度が一目でわかるからです。
・ボルトが正しい角度で入っているか
・左右のパーツが均等に取り付けられているか
・取り付け後のズレや歪みのチェック
これらがすべてクリアに確認できます。とくにハーレーは純正パーツでも重量があり、精度が求められる車種。カスタムパーツの取り付け時にも、センタージャッキがあるだけでミスが激減します。
さらに、車体下に工具を入れたい場面でもジャッキアップが活躍。オイル交換が圧倒的に楽になり、ホイールやチェーンの清掃も車体を動かさずその場で完結できます。
重量級ハーレーにも対応する堅牢な構造
当店ベテランメカニックが使用しているセンタージャッキも長年ノーメンテナンス・ノートラブルというタフさが売り。ハーレーのような重量車を毎日のように上げ下げしてもびくともしない“プロ仕様の耐久性”が特徴です。
現在、主に以下の2種類を使い分けています。
スポーツスター、ダイナ、ソフテイルなど比較的軽量のモデルに最適
乾燥重量400kg超のツーリングモデルでも安心して使用可能
どちらも通販で入手しやすい人気ブランドで、ハーレーとの相性も抜群です。
上げ下げには1インチのボックスソケットを使用しますが、モンキーレンチでも問題なく操作できます。また、最低地上高90mm対応なので、ローダウンされた車体でも無理なく使用できる点も魅力です。
長期保管時にも大活躍。冬のハーレーの負担軽減にも
「冬は乗らない」というハーレーオーナーも多いはず。そんなオフシーズンでもセンタージャッキが役立ちます。
長期間バイクを放置すると、
・タイヤの偏摩耗
・サスペンションのヘタリ
・接地面の癖による車体バランスの悪化
さらに、バイクガレージや自宅の狭い駐車スペースでも、センタージャッキで車体を立てておくと意外なほど省スペース化ができます。
キックスタンドで傾けて駐車する場合と比べ、周囲に十分なスペースを確保しやすくなるのも嬉しいポイントです。
ハーレー乗りなら1台持っておきたい“万能パーツ”
センタージャッキは、ハーレーの純正パーツ交換・カスタム作業・日常メンテナンスまで幅広く活躍するアイテムです。通販で簡単に入手できるうえ、作業効率・作業精度・保管性のすべてをワンランク引き上げてくれる“万能パーツ”といえます。
ハーレーをより安全に、より美しく保つための心強い相棒として、ぜひ一度取り入れてみてください。
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