トリクル式充電とフロート式充電の違い

トリクル充電式とフロート充電式の違いについて解説します。 どの充電器にするか迷っている方は是非参考にしてください。
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トリクル スイッチング充電器 SP121※取り扱い終了
トリクル充電器 HC12-1※取り扱い終了
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スイッチングバッテリーチャージャー
バッテリーテンダー 800mA

トリクル式充電とは

トリクル式充電とは、満充電になると自己放電分を補うために微量の電流を流し続けて満充電状態を維持する方式のことです。充電器の性能にもよりますが最大3ヶ月以内まで繋ぎっ放しでも問題ありません。
常に満充電状態を維持しますのでバッテリーにとっては理想的な状態です。
ですが満充電後、常に微量の電流を流しますので電気代は多少なりともかかります。また、高性能なためお値段もそれなりにします。

お勧めのトリクル充電器

「トリクル スイッチング充電器 SP121」は小型で高性能なオートバイ専用のトリクル充電器です。防塵・防滴仕様で使用する場所を選ばず、 クリップをバッテリーに付けてコンセントを差し込むだけで充電が始まるので簡単で使い勝手が良い商品です。

また、クイックチャージカプラーキット(※取り扱い終了)を車両に予め装着しておけばバッテリーを取り外す必要がなく、カプラーオンで充電が可能です。

フロート式充電とは

フロート式充電とは、満充電になると内蔵回路が検知して充電電流を止めて充電を停止します。そして自己放電で電圧が下がると自動でバッテリーへの電流を流し充電を行う方式のことです。 制御回路が容易なためトリクル式に比べて安価ですが、性能は充分です。

お勧めのフロート充電器

スイッチングバッテリーチャージャー」は防塵・防滴仕様はもちろんのこと、サルフェーション除去機能の付いた安価で高性能な オートバイ専用のフロート式充電器です。自己放電が大きい場合の回復充電にも使用できます。

また、簡単に充電ができるように車体接続コードが付属しているので車体からバッテリーを取り外す必要がなくとても使い勝手の良い商品です。

トリクル式とフロート式の違いは

トリクル式とフロート式の大きな違いは、満充電後に微弱な電流を絶えず流し続けるか、満充電後に電流を一旦止めてしまうかです。
満充電までの時間はフロート式の方がトリクル式と比べて充電電流が大きいため早く完了しますが、充電電流が小さい方が時間はかかりますがバッテリーに対する負荷も小さく済みます。
バッテリーの性能維持のための維持充電時に流れる電流は、トリクル式は1.0A、フロート式は1.25Aとどちらも微弱な電流でおこないますのでどちらを使用しても問題ありません。
また、トリクル式には回復充電機能がないため初期充電や維持充電には適していますが、自己放電が大きい場合の充電には不向きなので、その場合にはフロート式をお使いください。
充電器の繋ぎっ放しに抵抗のある方やガレージに電源のない方などはフロート式を、ガレージに電源があり、充電器の繋ぎっ放しに抵抗のない方はトリクル式を選んで頂ければ良いかと思います。

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