スポーツスターファミリーに2モデルが追加

スポーツスターファミリーに2モデルが追加

次々と新たなモデルを発表していくハーレーダビッドソン。 今回ハーレーダビッドソンはスポーツスターファミリーに2モデルを発表しました。

100台の新モデルを追加する計画

100台の新モデルを追加する計画

2018年2月、ハーレーダビッドソンはスポーツスターファミリにーに新しく加わる新モデルとして「アイアン1200」と「フォーティーエイト・スペシャル」の2種を世界同時発表しました。
ハーレーダビッドソンが行った今回の新モデル追加については2017年から2027年までの10年間に100台の新モデルを続々と発表していく壮大な計画のひとつです。
新モデルの2種はどちらも「エボリューション1200V-Twinエンジン」が搭載されており、燃料タンクに至ってはニューグラフィックスが採用されています。
現時点での日本国内での仕様や価格、詳細は未定となっていますが、順次世界中で導入されていく予定ですので、国内流通の期待が高まります。
スポーツスターファミリーといえばハーレーダビッドソンの各ファミリーの中でも日本ではダントツの人気を誇るシリーズ。
日本人にも適した乗り心地の良さが人気の理由のひとつですので、今回発表された新モデルの乗り心地も気になる方が多いことでしょう。

モデルチェンジしたアイアン1200

モデルチェンジしたアイアン1200

長年日本でも大きな支持を受けているアイアン1200。
今回のモデルチェンジでは大幅なパワーアップとニュースタイルを獲得しました。
日本の街なかに置いても自由に不便なく走れることを実現した走行性能は初めてハーレーダビッドソンを購入するという方にもオススメのマシン。
縦横無尽に走り回れるモーターサイクルへと進化しました。
ロッカーボックスやマフラーシールド、タイマーカバーにプライマリーカバー、ダビーカバーはブラックアウト仕様、スタイリッシュなデザインを車体全体に取り入れています。
購入時からこの状態ですので、カスタムせずとも見た目はバッチリ。

チョッパースタイリングを実現

チョッパースタイリングを実現

スピードメーターは光沢ブラックで仕上げ、ミニエイプハンドルバーのサテンブラックや、ソロシートの特徴的なカフェスタイルがチョッパースタイリングの印象的な姿へと生まれ変わらせました。
アイアン1200は2009年に登場して以降絶大な人気を誇っており、パパサンの愛称でお馴染みのアイアン883がベースになっています。
車両全体に浸透しているブラックアウトのほか、前と後ろのサスペンションはローダウンになっており、都会を走るのに最適なスポーツスターです。
ローダウンとブラックアウトといえばやはりアイアンの一番の特徴。
とはいえ、今回のアイアン1200は従来のアイアンの雰囲気を残しながらもカフェレーサーをイメージしたようなスタイリングなど、スポーティなデザインを強調しています。

より快適な乗り心地のフォーティーエイト・スペシャル

より快適な乗り心地のフォーティーエイト・スペシャル

アイアン1200がチョッパースタイリングへと生まれ変わった一方、フォーティーエイト・スペシャルはレトロなデザインとクロムメッキのパーツが融合した最新モデルです。
エキゾーストシールドはクローム仕上げ、他にもクロームのプッシュロッドチューブとタペットカバーがV-Twinエンジンのデザインを際立たせ、スポーツスターのスタイルを守りながらもグロスブラックのトールボーイハンドルバー、130mmのがっしりとした印象のフロントタイヤなど、ライディング時の快適性を追求しています。
また、ハンドルバーもアイアン1200と同じようにミニエイプバーへと変更されています。

自然なライディングポジションを維持

自然なライディングポジションを維持

従来のフォーティーエイトといえばフォワードコントロールにより、ライディングポジションが前傾姿勢になるということが多く、ハンドルバーはカスタムパーツを取り入れて乗車姿勢を改善する方も多くいました。
今回のミニエイプバーハンドルへの変更はそうしたユーザーからのフィードバックを得て行われたものと予想されます。
また、車体の細かいカラーリングも変更されている箇所が目立ち、クランクケースのカバーはブラックからクローム仕上げとなり、レトロなスタイルを演出しています。
ちょっとしたカラーリングの変更がハーレー全体のスタイリングに影響するので、イメージはがらりと変わります。
フロントタイヤについてもファットタイヤとも呼ばれる130mmの極太タイヤが迫力を醸し出しています。

伝統のカラーと最新のスタイル

伝統のカラーと最新のスタイル

フォーティーエイト・スペシャルは従来のフォーティーエイトの特徴ももちろん採用されています。
上述したファットタイヤや、49mmの正立フォーク、小さめの燃料タンクなどはフォーティーエイト・スペシャルにも見られる特徴です。
しかしケースカバーやヘッドカバーをクロムメッキ仕上げにし、さらにホイールハブの削りだしや、ベルトカバーとマフラーのスリットが省略されている点は大きな変更と言えるでしょう。
また、今回発表された2モデル、アイアン1200、フォーティーエイト・スペシャル双方に見られる特徴としてハーレーの伝統的なカラーリングが採用されている点が挙げられます。
燃料タンクに施されたグラフィックは70年代のハーレーダビッドソンによく見られたレインボーパターン。
伝統と最新のデザインを含んだ画期的なマシンが新モデルなのです。

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