ハーレーをレンタルする利点

ハーレーをレンタルする利点を考える

ハーレーダビッドソンがハーレーの車両レンタルを日本で開始して1年が経過しました。徐々にですが、レンタル可能な店舗を広げています。レンタカーは根付きましたが、レンタルバイクは今後どのような形になっていくのでしょうか。

カスタムを前提とするなら購入一択

カスタムを前提とするなら購入一択

カスタムすることを前提としてハーレーを手に入れた人は少なくないでしょう。ハーレーを購入したのであれば、当然自分の思うどおりの形にしても問題ありません。工具などを揃えてパーツを購入すれば、今ではネット上にカスタムの仕方などを動画でも説明されていることもあり、自分でカスタムするハードルは低くなっているので、カスタムショップへ頼ることなくカスタムしている人も増えてきているのでは無いでしょうか。

レンタルしたのであれば、当然それは自分の物ではありませんので、綺麗なまま返却する必要があります。カスタムすることを前提とするのであれば、目をつけているモデルを試乗のためにレンタルをして、乗り心地を確かめる、といった使い方になるでしょう。

レンタルサービスが開始された理由とは

レンタルサービスが開始された理由とは

ではレンタルでハーレーを借りる利点とは何でしょうか。レンタルバイク開始のニュースが流れたときは、旅行先でもハーレーに乗れる!といった感じで紹介されていました。

確かに旅行先でもハーレーに乗れるというのは魅力的です。できれば愛車を持って行きたいところではありますが、遠方へ移動となると、フェリーでの移動となり、飛行機や電車と比べるとかなりの日数が必要になってしまいます。移動時間の短縮を考えると、レンタルはピッタリのサービスかもしれませんね。

活用されやすい観光地は、やはり沖縄でしょうか。路面の凍結や降雪によって、日本海側を中心に、ハーレー乗りには厳しい冬の季節ですが、沖縄では冬季でもそのような心配なく、ハーレーに乗ることができます。しかも、沖縄だけ、レンタル料金が安いという点も見逃せません。

また、海外でもレンタルバイクのサービスは行われています。愛車を海外へ輸送する手段が無いわけではありませんが、手続きに必要な手間やコストを考えると、レンタルの方が現実的です。現地のレンタルバイク店と直接交渉するのはハードルが高いですが、アメリカ大陸を、ルート66を通って、ハーレーで横断することも可能です。日本からでもツーリングツアーを組まれていることもあるので探してみてはいかがでしょうか。

メンテナンスや保管場所を気にしなくてよい

メンテナンスや保管場所を気にしなくてよい

レンタルですから、乗り終わった後にメンテナンスをする必要が無いというのは楽です。オイル交換やタイヤの摩耗具合の確認などの手間が無いというのは、時間が足りない現代社会に置いては利点のひとつと言ってもいいでしょう。
また、メンテナンスをするにしても費用もかかります。維持費などを考えて、ハーレーを泣く泣く手放したという人が、レンタルされるケースもあるようですね。

また、マンション住まいで駐車場やガレージが確保できず、ハーレーを購入できずにいる人でも、レンタルであれば保管場所を気にせずにハーレーに乗れるというのも利点でしょう。

ハーレーの進化を実感

レンタル故に、こだわりのカスタムはすることはできませんが、憧れのハーレーに乗ってツーリングに出かけるという欲求を叶えることができます。やむを得ず手放した人には嬉しいサービスであることは間違いないでしょう。

また、年式による違いなどを実感できる機会として利用することもできます。ハーレーのオーナーの中には、長年同じ車種を乗り続けている方も多いと思います。新モデルの開発ラッシュが続いているハーレーダビッドソンですから、どのような変化をしているのか実際に乗ってみたいという人もいるのではないでしょうか。最新の年式のモデルはなかなかレンタルが無いとは思いますが、準新作くらいのモデルならあるかもしれません。自分の愛車を比較して「どんな変化をしたのか」を実感するのもありかもしれませんね。

日本語の通じるハワイでもレンタルバイクショップはあるみたいなので、海外旅行もツーリングも満喫してみるのはいかがでしょうか。


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