クレーンカム(Crane Cams)ハーレーカスタムパーツメーカーご紹介

クレーンカム(Crane Cams)のご紹介

カムの名が示すとおり、高性能なカムシャフトを開発していることで知られています。 また、創業から半世紀以上続く歴史あるメーカーとして業界を牽引しています。

50年以上の歴史を持つメーカー

50年以上の歴史を持つメーカー

クレーンカムは1953年にハーヴェイ・J・クレーン・ジュニアにより創業開始されました。
当初はアメリカのフロリダ州にある父親の工場の一角で作業をしており、ハーヴェイが持つフラットヘッド・フォードV-8ホット・ロッドをカスタムすることから開始されました。
今ではカムシャフト製造会社として有名なクレーンカムですが、ハーヴェイはもともとは他社のカムシャフトを購入し、愛車のカスタムに取り入れていました。
しかし、次第に取り入れたカムシャフトの性能が安定していないことに気づき、高性能なカムシャフトを求めるのならば自身で作り出す必要があると考えるようになったのです。
アメリカのクラフト魂が新たに誕生した瞬間であったと言えるでしょう。
自動車であるフラットヘッド・フォードV-8ホット・ロッドのエンジンパワーはカムシャフトの精度によって大きく左右されることを確信したハーヴェイは品質の高いカムシャフト製造に乗り出しました。

クレーンカムのカムシャフト

クレーンカムのカムシャフト

ほとんど個人で始めたと言ってもいいクレーンカム。
当時のハーヴェイは資金もほとんどない状態でしたが、それでも円筒研削盤を改良して市場最も正確なカムを作り出すことに注力しました。
ハーヴェイの製造した初期のカムでさえ、それまでのメーカー製品とは一線を画す性能が証明されていました。
クレーンカムは早い段階でカム製造にコンピュータの使用を採用したことでも知られています。
より正確で速く製品を作り出すためには最新のコンピュータ技術は必要不可欠なものでした。
こうした柔軟な製造方針や革新的なアイディアがクレーンカムのブランド力を支えてきたのです。

様々なレースシーンで活躍

様々なレースシーンで活躍

カムの設計に対し、それまではスライドルールや機械式計算機を使用した長時間に及ぶ計算が必要でした。
コンピュータ技術はこの時間を大幅に短縮し、精度を大幅に向上させました。
そしてクレーンカムのカムシャフトはドラッグレースの世界でも知れ渡っていき、多くのレースシーンで活躍することになります。
ハーレーダビッドソン向けの製品についてはハーレーが急速に普及していった1980年代頃からカムシャフト、バルブトレイン部品、点火部品などの開発に乗り出しました。
現在ではハーレーダビッドソンのカスタムパーツの中でもバルブトレインやカムシャフトは不動の人気を得ており、アメリカ国内のみならず世界中で愛されています。
また、クレーンカムの点火部品はNASCARの競技会での使用が認可されており、多くの優勝チームに採用された実績があります。

交換用のベアリング

交換用のベアリング

クレーンカムではカムシャフトの製造から始まり、他にも自動車やオートバイに便利な潤滑油やシリンダー圧着キット、プッシュチェックなども発売されています。
こちらのタペットローラーはリプレイスメントに最適なベアリングです。
ハーレーダビッドソンにおいてもベアリングは長年乗っていることで劣化していき、ガタつき、動きがスムーズでない場合が出てきますので交換が必要になります。
ベアリングなどの製品はいかにスムーズに動くかが重要ですので、交換しないままでいますと思わぬトラブルに見舞われることもあります。
純正よりも安価で高性能なベアリングをぜひ採用してみてください。

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