クランクケース周り

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ハーレー用  クランクケース周りの紹介

特徴・詳細

「クランクケース周り」は、エンジンケースを中心に、フライホイールアッセンブリ、コネクティングロッドセット、クランクピン、各シャフト類、シャフトナット、プロケットナット、ベアリング&リテーナー、ローラーベアリング、リストピンプッシング、シャフトベアリングなど、エンジン内部で回転運動と爆発力を受け止め続ける中核パーツ群で構成されています。

燃焼によって生まれた莫大なエネルギーは、ピストンからコンロッド、フライホイール、クランクシャフトを経由して駆動力へ変換されますが、そのすべてを正確に支え、受け止めているのがクランクケース周りの役割です。ここにガタや摩耗、バランスの乱れが生じると、振動の増大、異音、油圧低下、最悪の場合は深刻なエンジントラブルへ直結します。

とくにボアアップ、ハイコンプ化、高出力化などエンジンチューニングを行ったハーレーでは、フライホイールやコンロッド、ベアリング類への負荷が大きくなるため、純正リプレイスだけでなく、強化パーツへのアップグレードが信頼性維持の要となります。走りの土台を支える、まさに“エンジンの骨格”ともいえる重要カテゴリーです。


【カスタムのヒント】

・異音や振動が出たらベアリング・リストピン周りの摩耗チェック

・オーバーホール時はシャフト・ナット類まで含めた総刷新が理想

・バランス修正済みフライホイールでスムーズさと耐久性を両立

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